in memory of hinoki | Isamu Hazama
竹尾地区(和歌山県橋本市)で大切に育てられていたヒノキ林が土砂崩れによって切り倒されることになり、それらを地元の人のご厚意でいただけることになった。株元に近い部分の年輪を数えてみると、1966年頃から輪生体ができ始めていることがわかる。比較的小ぶりな末の部分を手にとり、芯から赤身と白太の境界まで削りとることで本の形に仕立て、削りとった部位の年輪は数字として紙に表した。
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- 表紙:檜樹皮紙(作者抄紙)
見返し:檜形成層紙(作者抄紙)
本文:檜、三椏紙(津山)
しおり:ヒノキ紐(柳利弘氏、柳昌子氏) - size:
- 約21cm × 12cm × 10cm(個体差あり)